こんにちは!栄養士の日比です。
時々むしょうに食べたくなる、豚の角煮。
お家でもかんたんに作ることができるんです(*'ω'*)
作り置きしておくのもおすすめ♪
味が染みて、こってりおいしいです!
炊飯器でつくる! 豚の角煮
材料(3~4人分)
豚ばら肉 1本(500~600g)
卵 6個
大根 1/2本(500~600g)
しょうゆ 100㎖
酒 100㎖
みりん 100㎖
砂糖(または糖質オフのラカントS) 大さじ4
水 200㎖
油(米油かラードおすすめ) 小さじ1 ※肉を焼く時に使用
塩こしょう 少々
つくり方
①卵をゆでる(沸騰後7分目安)→殻をむく
②大根は1㎝厚さで半月に切る。
大根をゆでる→卵がゆであがったら、大根もざるにあげる
③卵と大根をゆでている間に肉を1㎝厚さに切る(軽く塩こしょう)
油を熱し、肉を両面焼く
④炊飯器に、卵、大根、焼いた肉、調味料を加えて炊飯スイッチを入れる
お好みで、しょうが、ネギの葉を入れると臭みとりになります!
コツ&ポイント
・炊飯器に任せておけるので、つきっきりでなくても煮こめます。(圧力なべでも〇)
・ゆでる・焼くの下準備は少し手間ですが、お肉も柔らかく、卵、大根も味が染みて本格的な角煮ができます。
多めに作っておくと、作り置きになるのでおすすめです。
・豚肉には、たんぱく質、鉄、亜鉛の他、ビタミンB群が特に多いので、疲労の回復、食べた栄養がからだで使われるサポートをします。
(糖質・脂肪からエネルギーを作ったり、たんぱく質をからだの材料に作りかえたり)
・卵は完全栄養食!良質なたんぱく質で鉄、亜鉛もふくんでいるのと、
ビタミンA、B12、D、Eなども豊富 →目の健康、神経の働き、免疫、抗酸化などに◎
卵に含まれるレシチンは、消化を助け、神経、脳の発達にも役立ちます。
・豚ばら肉には油身が多いですが、
食材に含まれる油は悪いものではなく、メリットがあります。
- エネルギー源になる→産後、授乳中はエネルギーがたくさん必要です!
- 細胞膜の材料になる→細胞がしっかり作られる=からだの修復、新しい細胞をつくりだす
- 脂溶性のビタミン(ビタミンA,D、E)がふくまれている →活性酸素を消す、
免疫、ホルモンなどに関わるママだけでなく、赤ちゃんの栄養にもなります。
ぜひ食材からの油はそのまま食べてほしいです。
(油っこいのがどうしても苦手…という人は、豚ロース肉を使うのも〇。バラ肉よりは油が少ないです)
授乳中のママに知ってほしい、「油のおはなし」
からだに良い油、良くない油があるのを知っていますか?
良くない油は、
- からだの中の炎症をすすめてしまう
- 細胞の膜が弱くなる
ということがあります。
母乳をあげていると、胸が腫れて痛くなること時々ありますよね。乳腺がつまったり、腫れたりしているんですよね。
そんな時に、良くない油や、酸化した油(揚げ物など、市販の総菜やお弁当、外食で多い)をとると乳腺の炎症がすすんでしまうかもしれません。
「さらさらのおっぱい=油をひかえる」 とよく言われますが、油の種類にもよります。(あとは糖分のとり方も関係あり)
米油やオリーブオイル、バターなどを使って、なるべく質の良い油に切り替えていきましょう!
使った感じ、大きな違和感は特にないので、買ってくるだけです!
(サラダ油よりは少し高いですが、1度買えばしばらく使えます)
まずはふだん使う油を変えてみましょう!
次回、野菜が足りない時のささっと1品「青菜炒め」です